[中学受験編]直前期

そんなこんなで毎日朝から晩まで勉強しているうちに、

成績はクラスの他の人たちと同じくらいまで上がりました。


文面で書くと簡単に上がったような感じがしますが、

夜遅くまで自習の時間での質問に付き合ってくれた先生たちと、

毎日生活面でのアドバイスをくれながら一緒に頑張ってくれたCちゃんのおかげと、

あとはめげずに毎日勉強した成果でした。


得意科目の算数では、模試のクラス内ランキングに貼り出されるようにまでなっていました。


クラスの女子とも仲良くなり、年末年始の塾が閉まっている数日間には、マンションの多目的室を借りてみんなで勉強するなどしていました。


そうしているうちにそろそろ出願の時期が迫っていました。

もともと志望していたS幕にはもちろん出願するとして、他にどこを受けるかが問題でした。


まず、所属していたのがO蔭クラスだったので、ダメ元でもO蔭は受けてほしいと塾に言われていたので、O蔭は受けることにしました。


次に、I川とT邦は、受験日がI川/T邦/S幕の3日連続であり、S幕の練習かつ滑り止めになるので、受けることになりました。(ここはクラスほぼ全員3校とも受けていました。千葉御三家と呼ばれ、千葉ではベーシックな受け方みたいです。)


さて、通常ならここで終わりなのですが、母の希望で県立C葉(もはや隠す意味ないですね…笑)も候補に上がりました。


県立C葉は普通の受験と傾向も方式も違っていて、

Y先生には猛反対されましたが、

また私の負けん気で

「受けたところで結果は変わらないので!」

と言って受けることにしました。

(どこから来る自信だよって感じですが…笑)


さて、そういうわけで受験校を絞ってからはそれぞれの対策もしなければいけません。


O蔭と県立C葉は面接もあるので、先生に面接の練習をしてもらいながら、勉強を進めることになりました。


次回!受験本番!打倒千葉御三家!お楽しみに〜

[中学受験編]K成O蔭クラスの実態

心機一転、F1クラスで頑張っていこうと決めたのは、もうすぐ夏休みというタイミングでした。


夏休みはもちろん朝から晩まで1日中塾で勉強する毎日が待っていたのですが、

今回は日常パートというか、F1クラスの日常を紹介していこうと思います。


まず、クラスは17人ほど、女子は5人でした。

S幕志望は私だけで、あとは全員O蔭志望でした。


元々仲良しでF1クラスでも1番頭の良いCちゃん

ボーイッシュでサバサバしてるけど優しいMちゃん

少女漫画大好きで夢見るRちゃん

そして、1人だけ小学校が違う、マイペースなAちゃん


4人ともそれぞれストイックで、勉強が遅れてる私に優しく仲良くしてくれました。

勉強しっぱなしで、体力の有り余る小学生たちだったので、塾が終わってから夜中に外で走り回って先生に怒られていました。笑


さて、勉強のルーティンですが、

まず、週の初めにY先生から1週間の予定カレンダーが配られます。

そこには1日1日の宿題とその優先度、

直近の模試の結果に対するコメント、

禁止事項やルール(ゲームは禁止、「勉強を趣味にしよう」など)、

モチベーションを上げるための言葉や具体的なアドバイス、

そして「K成O蔭合格まで◯週」という言葉が必ず書いてありました。


読んでるだけでモチベーションが上がるような言葉がびっしりで、先日家で偶然見つけた時に

「最近この頃ほど頑張っていないな…頑張ろう」と思いました笑


基本的にはこのプリントをベースに、朝決まった時間に起きて、

朝から塾に行って授業を受け、

昼休みは理科の暗記プリントを覚え、

そのテストをすぐ行い、夜まで授業。

そして、授業が終わった後も塾が閉まるまで自習して帰る。


これがルーティンでした。


大体朝8時から夜10時までは義務だったのですが、

私は勉強が遅れていたのもあり11時すぎまで残っていました。


初めはCちゃんだけ一緒に残ってくれて、ほぼ2人で最後まで残っていたのですが、

受験に近づくにつれ全員残るようになっていました。


こんなに当たり前に朝から晩まで勉強をしていると、段々勉強していることが当たり前になり、「勉強つらい」時期は抜け出しました。


Cちゃんとは同じマンションに住んでいたので、帰り道にCちゃんと他愛もない話をするのが癒しでした。


文面だけ読んでいると、なんて大変なんだ…と思いますが、

この頃無心で一生懸命頑張れたのがその後の人生の自信になっているな…と思うので、

本当にY先生には今でも感謝しています。


長くなりましたが、以上が日常編です!

そろそろ受験直前期編になります!お楽しみに〜

[中学受験編]中学受験の神様のお話

宿題のカンニングがバレて、公開処刑されてしまい、結局次のテストでも上手くいかずにまたクラスが下がることになってしまいました。


ここで、その公開処刑をした先生の話をします。


F1クラスの理系科目担当だったY先生は、

生徒から神様と呼ばれていました。


というのも、仙人みたいに髭を長く伸ばしていたのです。


内容は何だったのか覚えていないのですが、

みんなの受験の目標を達成できたら髭を剃るという約束をしていました。


この先生は、宿題を公開処刑するくらいですからお察しと思いますが、すっごく厳しい先生でした。


でも、その一方で情熱的でカリスマ的な先生でした。


直接は聞いていませんが、私のカンニングを公開処刑したのも、恥ずかしいことなんだと身をもって分からせる為だったんだと思います。


F1でやっと同じクラスになったCちゃんにもこの一件は呆れられて、

でも下がったクラスからはすぐ戻ってきてねと言われました。


先生にはきっと嫌われたけど、やっぱりCちゃんと一緒に受験勉強がんばりたい!


そう思った私は、猛勉強してすぐにF1に戻ることができました。


(この辺りの記憶は曖昧なのですが、先生にまた会うのが気まずい…と思ってお腹が痛くなってたことだけ強く覚えています笑)


またF1に戻って心機一転!

今度は真剣にF1で頑張っていくことになりました。


次回!仲間はCちゃんだけじゃなかった!お楽しみに〜