[大学受験編]中学からやり直し?

通うことに決めたK塾Mビスは映像授業の塾だったので、

取る授業を科目ごとに選ぶ必要がありました。


H橋経済は国立なので、

センターは英、国、数(1A2B)、社(2科目)、理科基礎(2科目)

2次は英、国、数、社(1科目)。


塾のスタッフさんに相談しながら、とりあえず最初は英国の基礎から始めることにしました。


中学1年の最初から全く勉強していなかったので、

授業を受けているとほとんど初めて知ることばかりで、純粋に楽しかったです。

(be動詞と一般動詞の違いも聞くまで分かっていなかったです!)


塾にはカリキュラムとかを相談する社員さん以外に、

細かい学習相談などを受ける大学生のスタッフさんがいて、授業を1コマ受けるごとに何をやったか話す時間が設けられるという仕組みなのですが、

部活も辞めて話し相手があまりいなかった私にとって、大学生のお兄さんお姉さんとわちゃわちゃ雑談できるのがとても楽しくて、第二の部活のような感覚でした。


特に私の通っていた校舎の人たちは変わった人が多くて、一緒にお絵描きしてくれる人もいれば、筋トレについて語ってくる人もいました。


そんなこんなで楽しく塾で基礎固めをするうちに、成績も少しずつ上がっていき、高2の最後には平均より少し下くらいに届くほどになっていました。


基礎って大事だなぁ〜


ただ、まだ自分が受けてる授業は高校の他の友達に比べたら全然下の方…。

H橋は諦めた方がいいのかな、なんて思い始めていました。


高2の夏休みには、一応他の候補も見ておこうということで、O阪大のオープンキャンパスに行ったりもしていて、

この頃から宝塚歌劇が好きだったので、

「宝塚にも行けるしH橋より難しくないしここでもいいかも…。」

なんて思っていました。

(経済学部のキャンパスが宝塚線沿いにあるのです!)


その頃ちょうどセンター試験の同日模試があり、帰り道で偶然一緒になった高校の友達に

「実はH橋目指そうと思ってるんだけどさ…今平均行かないくらいで無理な気がしてるんだよね…」

と言ってみました。


すると、

「文系クラスって30人くらいだからさ、平均ってことは15番くらいじゃん。うちの高校はクラスの上位5人くらいはT大行くから、H橋だったら7番くらいになればいいんでしょ?

30番から15番に上がったなら、あと1年で7番まで上がるのは無茶じゃないよ!」

と言われました。


たしかに!!!!


じゃあ超頑張れば行けるじゃん!!やったー!!


ものすごーい単純な頭をしているので、そう言われてやる気を取り戻し、これから1年全力で頑張るぞ!と気合を入れ直すことになりました。


このコメントは本当に目から鱗で、多分これを言われてなければ諦めてたかもな…ってくらいなのですが、

これも後日本人に聞いたら覚えてないと言われました。笑


さて、そんな最中。私の運命が変わる出来事が起こります。

塾の担当の社員さんが会社を辞めることになり、担当の社員さんが新しい人になったのです。


次回!「誰だこのうさんくさい男は!」お楽しみに〜