[大学受験編]熱血担当との出会い

センター同日模試も終わり、そろそろ春休みを迎えるある日。


いつものように塾に向かうと、受付に知らない男が座っていました。

ぐりんぐりんの長髪に赤縁メガネ、ツルツルのベストの大男がやたら大きな声で生徒と喋っていました。


なんだこの人…と思いながら通り過ぎようとすると、ちょいちょいちょい、とその人に呼び止められ、

「キミ、アヤカちゃんだよねぇ〜?新しく来たNです!よろしくねェ〜!」


それがここから1年、めちゃくちゃお世話になるN先生との出会いでした。


それからしばらく、見かけるたびに話しかけられ、適当な雑談をし…


なんかこの人やたら話しかけてくるな…と思ったら、ある日「ところでオレ、君の担当になったわけだけど知ってた?」と言われました。


いや初めて聞いたわ!!


「というわけで面談するヨ〜面談ブース来て!」

と言われるがまま面談ブースに向かうと、

「H橋さ、受かりたいならもっと全力でやらなきゃいけないわけだけど、付いてくるつもりある?」

と聞かれました。


ちょうど気合を入れ直したところだったので、

ありますよ!!と答えたら、

「じゃあこの春休み中に世界史全部完璧にしてね!はい面談おしま〜い!」

と言われました。


ハァー!?やってやろうじゃないの!!


そこからN先生の熱血指導は始まりました。

N先生はいつも私を煽り、「これまだやってないの?」「じゃあできないの?」「やる気ないの?」などと言って、私に山のような課題を課し続けました。


てっきり他の人にも同じ指導をしているのかと思いきや、他の人の様子を見ると優しく接していたりして、「なんで私にだけこんな煽ってくるんだ!!」と怒りながら(笑)課題を消化する日々でしたが、多分そういう対応が私に1番合ってると見抜いていたんでしょうね…。笑


思ってみれば、Y先生然りN先生然り…

私にはやたらとプレッシャーをかけてくる熱血教師にビシバシやられるのが性に合っているんだなぁ…とつくづく感じます…。


N先生に課された個人課題は、時期別に以下の通りです。

4.5月…世界史教科書暗記

6月…Mビスの世界史授業3周、文系プラチカ

7.8月…鉄壁(英単語)暗記、センター(2次科目)過去問15年分、英文和訳プリント

9月…GMARCH経済学部過去問全科目各3年分

10月…旧帝大(北大、東北大、名大、阪大、九大)経済学部過去問全科目各5年分、和文英訳プリント

11月…H橋大過去問全科目8年分、英作文プリント

12月…W大政経、KO経済過去問全科目5年分、センター(2次科目)過去問5年分

1月…センター(残りの科目)過去問15年分、H橋大過去問残り


これに加えて、塾の授業消化をしつつ、高校では高3になってからは放課後の講習なども始まっていました。


書き出してみたらこんなもんか、という感じもしますが、

平日は毎日だいたい高校が終わって16時くらいに塾に着き、19時には帰っていたので、(お腹が空くと集中できないのと、夕飯は家で食べたかった)

3時間以内にその日のタスクを終わらせるのはなかなか大変でした。


特に、9月10月の過去問シーズンは、1日で1校分を終わらせたかったので、3時間以内に英国数を解いて丸つけして復習をする、というのがしんどかったです。


まぁ、そのおかげもあってか、解くスピードは最終的にものすごく早くなって、センター数学は20分くらいで終わるようになっていました。


ちなみに英〜プリントはN先生のオリジナルプリントで、その場で採点してけちょんけちょんに言われて返される、というなかなか過酷なものなのでした…。笑


次回!一方、高校での過ごし方は…。お楽しみに〜