[中学受験編]カンニングはばればれ…

さて、友達のCちゃんが通う塾にはF1とF2というクラスがありました。


F1は、K成とO蔭を目指すクラス。


F2は、I川やT邦を目指すクラス。


私の志望校は近所にあるS幕だったので、

トップ校であるO蔭は目指してないものの、

該当するクラスはF1でした。


しかし、初めからCちゃんのいるF1に入れてくれるわけではなく…


まずはF2からのスタートでした。


F2にも小学校の友達は何人かいて、

先生やクラスも小4のときに通っていた塾に雰囲気が似ていたので、

久しぶりに塾に通うことが楽しかったです。


ただ、目指しているS幕に入るにはすぐにでもF1に上がらなければいけなかったので、

F2にいた友達に分からないところは教えてもらいながら、しっかり勉強をしました。


その甲斐あって、小6に上がると同時にF1に上がることができたのです。


ただ、浮かれるのもつかの間。F1はF2と違い、ものすごく厳しいクラスでした。


F1に入ってすぐ、大量の宿題が課されました。


こんな宿題やりきれないよ…と思った私は、途中で諦め、答えを見ながら解いて提出してしまったのです。

(もちろん、丸写しではなく、わざと少し間違えたりしました…笑)


F1では、宿題回収後、教室の後ろにその宿題の評価が貼り出されます。


初回の宿題を出した後、私の欄にはこう書いてありました。


「答え写しの疑いあり」


なんと、わざと間違えたりしたにもかかわらず、バレてしまったのです!


その紙を覗くみんなを後ろから見ながら、

なんともいたたまれない気持ちになりました…。


次回!公開処刑のその後は…!?お楽しみに〜

[中学受験編]転塾先に選んだのは…

小5の秋、通っていた中学受験塾を辞めた私は、転塾先を見つけなければいけないのでした。


条件は、勉強がしっかり頑張れて、なおかつ通うのが辛くならないこと。


小4のときに友達との塾通いが楽しかったのもあって、仲の良い友達が通っているところだといいのかもね、という話になりました。


仲が良くて、頭の良い、一緒に通ってくれそうな友達…。


思い浮かんだのはCちゃんでした。


Cちゃんとの馴れ初め(?)は小4のときに遡ります。

当時、小学生向けのブログサイトをやっていた私。

そのブログサイトである企画を見つけます。


「小学生クイズトーナメント!」


3人1組で、予選はネット上で解答。

勝ち残ったら豪華景品が貰え、雑誌にも掲載される!

超ミーハーな私は「やるっきゃない!」と思い、仲間探しを始めました。


とりあえずクラスで仲良しなKちゃんと…

あと1人は勝ち残るために頭の良い子にしよう。

そう思って声をかけたのがCちゃんでした。


大人しく、教室の端でいつも勉強しているCちゃんと喋るのはそのときが初めてで、

Kちゃんはもう1人も仲良い子にしようよ…と嫌がっていましたが(笑)

とにかく勝ちたい私は「Cちゃんもいいって言ってるしCちゃんにしよう!」と強引に決めました。


結局クイズ自体は予選で負けてしまいましたが、

それをきっかけにCちゃんとも仲良くするようになったのです。


意外と気さくでノリのいいCちゃんなら塾も一緒に通ってくれるはず!

そしてあわよくば勉強も教えてもらえるかも!


なんて、半ば強引な考えで、私はCちゃんの通う、家から徒歩で行けるI進に通うことに決めたのです。


次回!「カンニングを公開処刑!塾をクビになる…!?」お楽しみに〜

[中学受験編]やめていいの!?中学受験

孤独な日々に限界を感じて、辞めたいと癇癪を起こした私に対して母が一言。


「辞めよっか!」


言われた瞬間に色々な感情が私に駆け巡りました。


辞めていいの!?

やっとおさらばだ!

なんでそんなあっさり!?


…そして少しして感じたのが


「え、今までの塾代もったいなくない?」


そう、私は小5のときから鬼のようにドケチだったのだ!


「…今の塾は辞めたいけどさ、中学受験は辞めないよ。もったいないし…」


泣き止んだ私が冷静な一言。

母は「あ、そう」と言いました。


閑話休題ですが、今なら母の気持ちが分かる気がします。

娘がいきなり受験をしたいと言い出して始まった中学受験塾通いですが、

学費は高く、毎日車で送り迎え、夕飯のお弁当を届けて、娘の不機嫌に付き合って…


中学受験は親もしんどいと言いますが、

それが自分がやらせたことじゃなければ余計、「辞めたいなら辞めれば?」となりますよね。


そういうわけで、小5の秋、私は通っていた塾を辞めることにしました。


ちなみにこの時辞めた塾にはその後進学先となる中学に進学した人も大勢いて、

絶妙に気まずい気分を味わうのはまた先の話…。


さて、苦痛だった塾を辞めるはいいものの、ここで問題となるのが、"転塾"先なのでした…。


次回!「新たな塾探し!あと1年半で間に合うのか!?」お楽しみに〜