[大学受験編]基礎!基礎!基礎!

志望校も決まって塾選び。

今回から大学受験編となります。


塾選びのポイントは、とにかく通いきれる場所!

中学受験のときに3つの塾を転々とした教訓を活かすときがきました。


候補として見たのは

・S台(集団授業、数駅離れてる)

・I進(映像、中学受験のとき通っていたところ)

・T進(映像、最寄駅)

・K塾Mビス(映像、最寄駅)

の4つでした。


高校が家から自転車で通えるところだったので、

塾に行くためだけに電車に通うのはよほどメリットがないと気が進まない、というわけで、S台は電車で通う塾代表として考えていました。


それぞれ実際に授業を受けてみて、今の状況を踏まえて受験相談もしてみて…。


同時期に体験しまくってみてると面白いもので、

学年最底辺からH橋に行く、という話に対しての反応は様々でした。


それぞれを選ばなかった理由は書きませんが、

志望校に対する反応が優しく、(成績の良い人が少数派な塾だったので)

雰囲気も暖かくて通いやすそうで、

なおかつ基礎からしっかりと勉強できる、ということで、K塾Mビスに通うことに決めました。


K塾Mビスには映像講座がレベル1からレベル6まで分かれており、

入塾テストを受けてどのレベルから始めるかを判断する、という仕組みだったので、

テストを受けて、レベル2から始めることになりました。

(卒業後この塾で働いて分かったことなのですが、S幕にいてレベル2スタートは相当やばいです。)


塾を決めたところでちょうど高1の最後に受けた模試が帰ってきたのですが、

校内偏差値は35!


相当やばいところからのスタートです。


しかも、私立の中高一貫に通っている上高2から塾に通うので、これ以上親に負担をかけたくないのと、短期集中型な性格なので浪人は性に合わないということで、2年ぴったりでなんとか受からなければなりませんでした。


そして今回は中学受験のときみたいに監督してくれる先生もいなかったので、

自分で戦略を立てて勉強していく必要がありました…。


次回!今回の塾選びは正解だったのか?お楽しみに〜

[中高一貫編]国立ってなんて読む?

母校の見学に誘ってくれた祖父は、元大学教授でした。

研究一筋で子供があまり好きではない祖父とは、あまり喋ったこともなく…。


ただ、怒られたことなどもなく、毎年お年玉をくれるので、良い人!という認識でした。


そんな祖父の出身は、H橋の経済でした。


恐らく、私が「経済学部受けるかも!」と言い始めたのを小耳に挟んで、それならばと企画してくれたのだと思いますが、

そんなことはつゆ知らず、小旅行気分で私は国立(くにたち)に向かったのでした。


3月末だったので、国立駅を降りると満開の桜並木。

街並みも素敵で、おしゃれなお店もたくさんあって、「なんて素敵な場所なんだ!!」と思いました。


オープンキャンパスをやっている時期でもないので、とりあえず大学に入って建物を見て回ろうか、という話になり、

門に向かうと、大勢の大学生が一気に押しかけてきて、私の手元にチラシと思わしき紙を渡してきました!


なんだなんだ!?と大パニックのままチラシを受け取り、そのまま逃げ去ったのですが、

チラシを見ると全部サークルの紹介文。

その日は新入生のサークル勧誘の日だったのです。


よく分からないまま大学の中に入ると、派手ではなくとも素敵な講堂や図書館がありました。


キャンパスの中央が公園のようになっていて、とりあえず1周してみることになりました。


特に何かあったわけでもないのですが、

居心地の良さそうな感じが気に入って、この大学入れたら楽しそうだなぁ…と思いました。


その後、祖父も学生時代行っていたというカフェでご飯を食べて、雑貨屋さんでパンダが木に登るデザインの定規を買って、帰路に着きました。


街もキャンパスも素敵で、

祖父もきっと入ったら喜んでくれるだろうし、

国立(こくりつ)らしいからお金もかからないだろうし、

何より新歓もどきを受けてその気になってしまった私は、こうして第一志望をH橋経済にすることに決めたのでした。


ちなみに、卒業してから「なんで東大受けなかったの?」と色々な人から聞かれたので一応理由を書いておくと、

・そもそも元の成績が悪すぎて目指せるわけないと思っていた

・キャンパスがごちゃごちゃしててあまり好きではなかった

・「東大女子」という響きがモテなさそうで嫌だった(偏見極まりないが)

・高校の延長は嫌だった(高校ではT大志望がメジャーだったので)

などがあります。

まぁ最終的には社会が1科目増えるのはなかなかきついな、というのもありました。


そういうわけで、H橋経済を目指すことに決めたのですが、さすがにこのままだとどこにも受からないだろうとは分かっていたので、春休みの残りの1週間を塾選びに費やすことにしたのでした。


次回!4年ぶりの塾選び。お楽しみに〜

[中高一貫編]オープンキャンパスに行こう

NZ研修を経て、自分の英語力のやばさに気づいた私でしたが、

勉強をし始めるか…と思いきやそういうわけではなく。


こんなに勉強やばいなら将来どうしようかな!?という方向に頭を働かせていました。


最初に思ったのは、

「絵を描くのが好きだし、美術系の大学がいいんじゃないか?勉強できなくていいし!」


短絡的ですね〜


ものは試しだ、と千葉駅にある美大予備校の体験に行ってみり、高校の美術の先生にデッサンを教えてもらったりしてみたのですが…。


練習するうちに、

「あれ、私向いてない…?というか、美大ってもしかして修羅の道…?」

と気づき始めました。


まぁ、本気で進みたかったら努力すればよかったのですが、段々自分が勉強からの逃げ道として見てたことに気づき始めました。


さて、次に取った行動は、とりあえずオープンキャンパスに行ってみる、でした。


中学受験のときにF1で一緒だったRちゃんが、T大とW大のオープンキャンパスに行くと言うのでついていくことにしました。


T大では、薬学部の学生と喋ってみて、「ウナギの品種改良についての研究をしている」という話を聞いて、

「なんかすごそうだし食べ物いいじゃーん」

と、薬学部いいかも!と感じ、

W大では建築の研究室を見て、

「建築全然興味ないな〜」

と感じていました。

(建築に関しては、父がW大建築卒だったので、「ここに行ってたのか〜」という目線でしか見れなかったのもあります。)


キャンパス自体にはどちらも萌えを感じることはなく…。

強いて言うならT大の学食の仕組み意味わからんな!と思っていました。


そんなわけで特に何かが決まるわけでもなく…。

勉強するわけでもなく…。


そんな時、高校の進路説明会が開かれました。


そこでは、卒業した先輩の受験体験談と、色々な学部に関するサラッとした説明がなされました。


先輩の体験談は特に刺さるものはなかったのですが、(最底辺から合格!と言う人はおらず、身近に感じなかった)

学部の説明のとき、びびっとくるものがありました。


「経済学部は、株とかお金に関することを学びます。受験形式が特殊で、社会でなく数学で受けられる大学もあります。」


お金!数学!受験楽!


いいじゃーん!!!


紹介されていたのがKOの経済だったのですが、

「有名なところだし、ここなら私も頑張れば入れる気がする!」

と、今考えれば超甘っちょろい考えなのですが、

ともかく経済学部にしよう!と決めました。


ちなみにこの時点では数学の成績も他と同じく底辺で、

この頃仲が良かったS幕卒の美術の教育実習生の

「俺高校時代頭悪すぎて、学年300人ちょいのうちの300位以下だったからスリーハンドレッズって呼ばれてたよ〜」

に対して、

「じゃあ私もスリーハンドレッズじゃん!お揃いじゃ〜ん!」

と返していた覚えがあります。


さて、経済学部にしようと決めたところで、時期は高1の春休み。

ある日祖父から連絡が来ます。

「僕の母校に一緒に見学に行ってみないか?」


面白そうじゃん!行く行く〜!


というわけで次回!母校のダイマ!お楽しみに〜