[大学受験編]H橋合格発表

H橋の合格発表の方法は2種類。

大学での掲示と、ネット上での発表です。

住んでいるところから大学まで電車で片道1時間半だったので、まぁネットでいいかな…と思っていたのですが、

そこで親戚の介入がありました。


そうです、母方の親戚です。

どうやら色々話し合いがなされていたらしく、母が仕事で当日行けない代わりに、叔母が付き添って一緒に見に行ってくれるという話に落ち着いたようでした。


色々な意味で超ーーーー嫌だったのですが、

受かってても受かってなくても何か買ってあげるよ!と言われ、それにまんまと釣られて叔母と見に行くことになりました。


私が承諾してから叔母が張り切って、当日の待ち合わせ時間やプランを全部決めてくれたようでした。

(受かっていたらそのまま下宿先探し、落ちていたら進学先となるであろうKOの周辺散策というプランだったらしいです。)

結果は10時に貼り出されるので、東京駅に8時半集合と言われました。


電車通学の経験0な上受験期はずっと10時起きだった私に東京駅8時半は到底無理な話だったわけで…。

母に起こされて電車に乗ったはいいものの、通勤ラッシュに体調が悪くなり、東京駅に着く頃には屍と化していました。

その時点で帰りたくて仕方なかったのですが、

パワフルな叔母が帰してくれるわけもなく、少し休憩したらまた中央線に詰め込まれたのでした。


結局、国立駅に着く頃には10時を少し過ぎていました。

掲示板前は新入生勧誘の大学生と受験生とでこれまた満員電車並みにごった返していてうんざりだったのですが、

「本人が探したほうがいいから!見つけておいで!」

とこれまた人混みに投げ込まれました。

もみくちゃにされながら掲示板を見に行くと、わりとすぐに自分の番号を見つけられた…気がしました。

すぐにまたもみくちゃにされて掲示板から遠のいたので確証はなかったのですが、一旦叔母のところに戻り、「あった気がする〜」と伝えました。


正直もう1回確認したかったのですが、人混みがすごすぎてそれどころじゃないのと、ネットでも見れるので一旦大学から離れてベンチに座りました。

そしてもう1度ネットで確認すると、たしかに番号がありました。

叔母がすごく喜んでくれて、とりあえず促されるままに両親や祖父母に立て続けに電話をしました。

わかった瞬間は全然実感がなかったのですが、時間が経つにつれ、受かったんだ…と実感が湧いてきたのでした。


ひと通り連絡もしたところで、とりあえずお祝いに美味しいもの食べよう!と言われ、叔母は吉祥寺の焼き鳥屋さんに連れて行ってくれました。

何を食べたかは覚えていませんが、叔母はここぞとばかりにばかすかとお酒を飲んでいました。

そうしていると知らない番号から着信があり、塾からかな?と電話を取ると、高校の担任からでした。

どうやら発表があったのに連絡がなかった生徒に電話を掛けているらしく、「受かりましたよ〜」と言ったらめちゃくちゃびっくりされました。(失礼な。)

「H橋受けて連絡ないのあと○○と…なんだけど、結果知らないか?知らないよな〜。今の時点で連絡来てないならだめかな〜って思ってるんだけどさ〜」

という、色々ツッコミどころのある話をされつつ電話は切られました。


さて、正直もう疲れたし帰りたかったのですが、叔母のプランはここで終わりではなく、下宿先を探すところまで入っていました。

家から大学まで歩き含めると2時間以上かかるので、一人暮らしをする必要があったのですが、勉強だけに集中していたのでそのことは全く考えていなかったのです。

本当は大学の寮が安く住めるので、そこに住めばよかったのですが…調べ不足で寮の存在をちゃんと認識しておらず、その日は叔母チョイスの物件をめぐることになりました。

3件ほど一般の女子寮を巡り、疲れ果てて判断力0の私と、寮母さんの「もうほとんど埋まっていて、今決めないと空きませんよ!」の言葉に押されて国分寺の女子寮にその日のうちに決定したのでした。はぁ…。


そういうわけでとんとん拍子に住む場所も決まり、私の受験生活は終わりました。

確実にこの日住む場所を焦って決めたのは間違いだったのですが、その話は次回書きます。

最寄りに帰ってから塾にも報告に行くと、N先生含めスタッフさんみんな喜んでくれました。

「じゃあこのままここで働こっか!」と言われたのですが、

「1人暮らしするから無理だよ〜」と断ったのでした。

校舎のスタッフさんみんな大好きだったので、1人暮らしがなければ本当にそこで働きたかったです…。

(まぁ同じ塾の国立校で働くことになるのですが)


次回は後日談、ということで、祖父母の反応や高校への報告、女子寮についてなどちょこちょこ書こうと思います。お楽しみに〜

[大学受験編]第一志望2日目

さて、気持ちを切り替えて2日目です。

2日目は英語と世界史でした。

1日ぶりの西キャンパスで、前日と同じ教室に向かうと、入り口でクラスの人と遭遇しました。

誰がどこ受けるかという情報をあまり知らなかったので、遭遇したことにびっくりしましたが、

いつもの教室で見る顔を見れて少し安心したのでした。


1科目の英語は、長文2問と文法問題、英作文、リスニングです。

リスニングは中盤に流されるので、リスニングの前に長文1問と文法問題を解いて、リスニングが始まるまで英作文の内容を練る、という作戦(?)でした。

長文と文法は問題なかったのですが、

英作文は例年の文章問題とは打って変わって、3つのイラストから1つ選んで自由に文章を書く、という問題になっていました。

絶妙に文章が浮かびづらいイラスト達だったのですが、私は「顔を覆う女の人とベッドに横たわる男の人」のイラストを選び、

「19年代のヨーロッパで、家庭内暴力に耐えきれず夫を殺してしまったが、専業主婦だったので夫から解放されても将来に希望がなく、逮捕された後の未来を憂いている」

的な文章を練っていました…笑

リスニングも何事もなく終わり、残り時間でちゃちゃーっと解いて英語は終わりました。


前日と違い、次の科目は社会(世界史)だったので、休み時間は教科書を読み返していました。

ここまでくると緊張よりも、今日で終わりなんだ…という喜びのほうが勝っていました。

ただ、数学が2完だったから安心はできないので、最後まで気を抜かないようにしよう、と気を引き締めていました。


というわけで最後の科目は世界史でした。

世界史は400字の長文論述が3題で、だいたい中世ヨーロッパ、アジア史あたりが毎年出ていました。

なので定番問題は400字埋めるつもり満々だったのですが…

受けた年の世界史は、少し変わった出題方法で、なかなかサクサクとは解けませんでした…。

はじめの2題はそれでもなんとか埋めたのですが、

3題目はあまり対策をしていなかった範囲だったのあって全くわからず…。

ただ、わからないと足掻きようもないので、余った時間はこれからやりたいことをリストアップしていました…。笑

絵をらくがきしたりもしたのですが、見回りの人に二度見されて、なんだか恥ずかしくてすぐ消したのでした。


というわけで2日間の受験が終了しました。

もしH橋に落ちたらO阪大学を受けに行くかもしれないので、まだ完全に終わったわけではないのですが、

ひとまずおしまいだ!!と浮かれあがっていました。

母と合流した後、せっかくだから、と吉祥寺の猫カフェに行き、猫を大量に撮影してから帰ったのでした。

(画像はそのときの猫です。遅い時間に行ったのでみんな眠そうでした。)


H橋の発表は3/8だったので2週間ほどありましたが、

国立が終わった次の日に友達何人かでディズニーランドにアフ6で行ったり、

(寒い日だったこともあり、人生で1番体力的にきついディズニーでした…せめて受験から1日空けるべきだった)

3/2は高校の卒業式だったりと、発表まではなんだかんだでバタバタ過ごしていたのでした。


次回!合格発表!結果は…お楽しみに〜

[大学受験編]第一志望1日目

大学受験編もいよいよ終盤となってまいりました。

今回と次回はH橋受験当日についてで、あと合格発表と後日談で大学受験編は終わりなのですが、

そのあと大学院受験編を書くか考え中です…。

1校しか受けていないのでそんなに書くことはないのですが、

もしかしたら少し時間を置いてから書くかもしれないです。


さて、H橋受験当日。

塾のN先生は大学まで応援しに来てくれていたらしいのですが、残念ながら会えませんでした。笑

経済学部と商学部は西キャンパス、

法学部と社会学部は東キャンパスでの受験なので、

校門前で母と別れ、西キャンパスへと向かいました。


私が割り振られた教室は、だいたい100人くらいが受けれる大教室だったのですが、

KOのときと同様教室は男子ばかりなのでした…笑


1日目の科目は国語、数学。

国語は配点が低いこともあり、点数が取れたらラッキーくらいの気持ちで挑んでいたのですが、

意外と全体的に引っかかるところはなく、漢字以外は解け、まぁ悪くないかな、と思いながら受け終えました。


1科目あたり約2時間なので、国語が終わったら長めの昼休憩です。

泊まっていたホテルで買ったサンドイッチを食べて、お手洗いに行って…。

女子が少ないのでお手洗いが全く並んでおらず、

かと言って残りの時間やることもないので、校舎を散歩することにしました。

(余裕だったわけではなく、むしろ気持ちがはくはくしていたので、散歩して落ち着いた方がいつものペースで解けると思ったのです。)


外では受験応援の大学生が飲み物とお菓子を配っていました。

飲み物が選べるとのことだったので、温かいお茶をもらったのですが、

そのお茶がびっくりするほど美味しくなくて、

「どうしよう…!?飲めない…どこに捨てれば!?」

と一瞬でお茶のことで頭がいっぱいになったのでした。

(茂みにこっそり流しました…すみません)


さて、そんなこんなで数学です。

数学は2時間で5問だけ、速さよりじっくり、何問完答できるかが勝負でした。

2問解ければボーダー、3問以上解ければ受かるだろうと見積もっていました。


時間が始まり、いざ解き始めよう!としたところで、目の前に座っている人の様子がおかしくなり始めました。

どうやら体調不良のようで、何度もスタッフさんを呼んでばたばたしていて…

なかなか集中できなかったです。

しばらくしてその人は結局途中退室となり、やっと落ち着いて解き始めることができました。

が、結局2問完答で終わりました。

時間が足りなかったわけではなく、あとの3問は解いてて行き詰まってしまったのです。

バタバタしていて集中できなかったのもあるかもしれないですが、

私のレベル的にそのくらいのレベルだったんだろうな…と思います。


そんなわけで満足のいく出来ではなかったですが、見積もっていたボーダーラインは達成したので、まぁいいかな…と思いながら門のところで待っていた母と合流しました。


次の日も試験なので、2泊目の吉祥寺に向かうため駅に帰る道で、母がいきなり喋り始めました。


「あのね、今日KO経済の合格発表だったじゃない?」


やばい!これは結果を喋り始めるやつだ!!


そもそも結果は見てもいいけど2日目終わるまで私に言わないでね、という話だったし、

受験直後で周りには経済学部の受験生がたくさん歩いているのに、

なぜ今ここで喋り始める!?


と思ったものの、喋り始めた母は止められませんでした。


「ネット上で見る形式で、どきどきしながらボタン押したんだけど、

受かってたよ〜!すごいね〜!」


周りの人達ごめんなさい!!

と思いながらも、やっぱり受かってたことは素直に嬉しかったです。

ただ、あくまで第一志望はH橋だし、次の日に向けて勉強しなきゃいけないので、一旦忘れることにしたのでした。


次回!H橋2日目!お楽しみに〜